ラッコをたずねてルート１ドライブ①
サンフランシスコ市内から、ルート1(Route1)をドライブしてラッコを目指します。
サンフランシスコからモントレー市内まで約200km, 車で2時間半程度です。
ルート1とは
西海岸沿いを南北に走るカリフォルニア州最長の州道1号線(California State Route 1, ST1)です。全長1,065kmあり、カリフォルニア南端のサンティエゴというメキシコ国境の都市まで続いています。海はもちろん、草原や山、海食崖、海に注ぐ滝など絶景が広がり、地元の人にも大人気のドライブコースです。
ルート1の絶景ポイントに寄りつつ、サンフランシスコからサンタクルーズ→ モスランディングのラッコ→ モントレー市内で一泊します。
Let's Go ♬
ルート１最初の寄り道は、マーヴェリックスビーチ（Mavericks Beach）。
ビッグウェーブを求めて屈強なサーファーが集うビーチです。
「マーヴェリックス/波に魅せられた男たち」という映画をご存知ですか？サンタクルーズを舞台とした、マーヴェリックスと呼ばれる大波に命を懸けて挑むサーファーの実話で、これ見てから訪れると胸が熱くなること間違いなしです。
続いての寄り道は、こちら。花の咲き乱れる草原と山、放牧牛、青い海、青い空が一度に見渡せる超絶景スポットです。
花の咲き乱れる小道を抜けると･･･
眼下に広がるパシフィックオーシャン。息をのむ風景です。
のんびりお食事中の牛さんにも癒されます。
近くにはボブス・ベジタブル・スタンド & パンプキン・ファームもあります。
色鮮やかなかぼちゃが可愛いらしいですね。
ドライブされる方は、グーグルマップでこのBob's Vegetable Stand & Pumpkin Farmを目印にされると、すぐ向かいの海岸で上述の景色が見られます。
ここからはサクサクご紹介します。
タニータスクリークビーチ(Tunitas Creek Beach)付近
サン・グレゴリオ・ステート・ビーチ(San Gregorio State Beach)
ピジョンポイント灯台（Pigeon Point Lighthouse）
アニョヌエボ州立公園(Año Nuevo State Park)
世界最大級のゾウアザラシの繁殖コロニーで、毎年10000頭ものゾウアザラシが出産のために戻ってきます。４月〜８月には脱皮をしている姿が観察できるそうです。
そしてサンタクルーズ(Santa Cruz)に到着〜
サンタクルーズはおしゃれなリゾートタウンです。
パシフィックアヴェニュー(Pacific Ave)という目抜き通りには、サーフィン用品を扱うお店や雑貨屋、レストランが建ち並びます。
私が訪れたのは2月下旬でしたが、桜が咲いていました。
Mission Hill Creameryでアイスをゲット。
The Penny Ice Creameryという焼きマシュマロでコーティングしたアイス屋さんも人気です。
おしゃれな雑貨屋さんもあります。
このガラスの玉、中は木の枝のような胞子のようなデザインになっており、とても綺麗で買おうか迷いましたが、家に飾る場所がないので諦めました。でもやっぱり欲しかったなぁ〜
サンタクルーズビーチボードウォーク(Santa Cruz Beach Bardwalk)。
ビーチにある遊園地です。
ラッコまで辿りつきたかったのですが、長くなってしまったので、
ラッコは ＞＞ラッコをたずねてルート１ドライブ② でお披露目します。
ルート１ドライブでは日本では味わえない、広大な大自然に触れることができました。
帰国後、写真を見返すだけでも心が洗われます。
あぁ、また行きたい！
海外で車上荒らしにあう 〜パスポート紛失とその対処法〜
サンフランシスコ市内の路上駐車場に車を停めていたら、車上荒らしにあいました。
称賛するしかないほど、華麗であっという間の出来事でした。
パスポート盗難に遭った場合の対処法と、被害に合わないためのポイントを経験をもとにご紹介します。
現場はサンフランシスコの有名な観光地の1つである、パレス・オブ・ファイン・アーツ(Palace of Fine Arts)。この日は生憎の雨模様でしたが、人気のスポットらしく観光客も沢山来ていました。
庭園沿いに路上駐車場を見つけ、車を停めました。
荷物を盗まれないようにと、大きめのカバンとスーパーで買った荷物を座席からトランクへ移し、車を離れました。
パレスの写真を撮り、約10分後に戻って来ると唖然。
車の窓ガラスが割られていました。 中を覗くとガラスが飛び散り、後部座席が倒され、トランクに入れていたリュックが消えていました。カバンにはパスポートが入っていました。
◆ パスポート盗難・紛失時の対処法 ◆
1. クレジットカードの確認
盗られた場合は、発行会社に連絡して直ぐに止めてもらいましょう。
私は財布は持っていたので無事でした。
2. 地元の警察に被害届を出す
警察に被害届を出し「ポリスレポート」を作成してもらいましょう。
渡航書・パスポートの発行や海外保険の請求時に必要になります。
警察署に行くと、１人先客がいただけでしたが、対応してもらうまで１時間待ちでした。壊された車を見られる事もなく、渡された紙１枚を記入して、さらに待つ事30分、レシートのようなサイズのポリスレポートが３枚発行されました。
※何も言わないと2枚になりがちなので、保険を使う方は３枚欲しいと言っておきましょう
3. 日本領事館へ行く
「パスポート」または「帰国のための渡航書」を発行してもらいます。
但し、渡航書を申請をするのは日本へ帰国する前日か前々日です。
必要なものは、4.5×3.5cmの写真2枚、戸籍謄本又は住民票、ポリスレポート、Eチケット(フライトの分かるもの)、発行手数料22ドル。
住民票などは持っていないので焦るところですが、私の場合は親族に送ってもらった住民票の写真でパスしてもらいました。書類を領事館へ提出して約３時間程で、即日で渡航書を発行して頂きました。感動の瞬間✨
領事館は土日は閉まっているのでご注意ください。
さて、事件の話に戻ります。
被害にあった直後、車の中に座って呆然としていました。
すると、横を通り過ぎた車からドサッと何か投げ捨てられました。カバンだっ！
この瞬間、その車に乗っていた若い黒人男性と目が合いました。咄嗟に私は通り過ぎた車を写真に収めます。しかし、すぐに後悔の念に襲われました。
車の写真を撮ったことがバレて、さっきの車が戻ってきて撃たれたらどうしよう..と。
投げ捨てられたカバンを見に行くと、残念ながら自分のではありませんでした。
ちょうど向かいの家の住人がこの一連を見ていて、
「それはあなたのカバンじゃないのね？」と聞いてきました。
「はい、私のではありませんでした。」と返事をすると、
どこかへ電話をし始めました。警察に盗難物が捨てられた事を連絡しているようで、また捨てられているわといった様子で話していました。
警察署で写真を見せると、残念ながらナンバーが不明瞭で、ふーんと一瞥されただけでした。先ほどの身の心配が杞憂に終わった事だけは幸いでした。
事件の反省
わずか10分の間に、トランクに荷物がある事を知っていたかのような犯行だったことから、盗まれないようにと荷物をトランクに移したことが致命的だったようです。推測ですが、犯人はここで観光客が荷物を置いて車から立ち去るのを待ちわびていたのでしょう。
そこに捕って下さいと言わんばかりにトランクに荷物を詰め込む自分。まさにカモネギでした。
そして軽率だったのが、パスポートを車の中に置いて行ったことでした。
後で分かった事ですが、このパレス・オブ・ファイン・アーツに面する道路は車上荒らしのホットスポットでした。綺麗なパレスを前に油断した観光客は格好の餌食だったのです。
せっかくの旅が台無しにならないように、被害を未然に防ぎ、楽しい思い出にしましょう★
クラムチャウダーを求めてサンフランシスコ旅
美味しいクラムチャウダーが食べたい。
クラムチャウダーといえばサンフランシスコ。
というわけで、サンフランシスコへ行ってきました。
今回のミッション
○ 美味しいクラムチャウダーを食べる
○ アシカに会う
○ 大きいロブスターをいただく
ミッションをこなしつつ、観光していきましょう♪
早速、サンフランシスコ観光のメインスポットである、フィッシャーマンズワーフへ向かいます。
最初の目的地はBOUDIN Sourdough bakery & cafe。
パンに入ったクラムチャウダーでとても有名なお店です。
サンフランシスコ発祥のサワーブレッドをくり抜いた中に、なみなみとクラムチャウダーが入っています。サイズは結構大きめ。今回は、プレーンとカニのチャウダーを頂きました。どちらも非常に濃厚で美味しい。カニチャウダーはコーンがたくさん入っていて甘めながら、チリが効いていてスパイシーでした。
奥はお土産屋さんになっていて、クラムチャウダーの缶詰やキッチン用品も販売しています。お土産にクラムチャウダー缶を５つとミントココアパウダーを購入しました。外からは、パンを作っている様子も見学できます。
近くにはチョコレートヘブン(Chocolate Heaven)というチョコレート屋さんもあります。海外で悩むバラマキお菓子は、ここでGetできます。
面白いキャンディーを見つけました。そこに装着したキャンディーを食べるのでしょうかw
ピア39のショッピング街を抜けると、大量のアシカを発見😍
のんびり日向ぼっこをするものや、一心不乱に場所の取り合いをしているものがいます。後から乗ってきたものを体当たりで海へ落とすと勝利の雄叫びをあげていました。
ピア39のホームページに、アシカのライブカメラを見つけたので貼っておきます。 私はたまに癒されに来ています。
https://www.pier39.com/the-sea-lion-story/sea-lion-webcam/
右上のGO LIVEを押すと、リアルタイムで見られます。更に、右下のCONTROLを押すと、見たいアングルを選択でき、多数決で反映してくれるようです。
夜はゴールデンゲートブリッジの夜景が綺麗です。北側(Sausalito側）からは、サンフランシスコの街と橋を一緒に展望することができます。
写真は凍えながら1時間粘って撮影した、渾身の1枚です。
さて、次に訪れたのはパレス・オブ・ファインアーツ。1915年のサンフランシスコ万国博覧会開催にあたり建設された宮殿です。一面に広がる芝生、池に浮かぶ宮殿は壮観です。
雨模様の中、車を路上駐車場に停めて写真撮影。
なんとここで事件発生です。
あれ、窓が、、割れている⁉︎︎︎︎︎︎︎︎︎⁉︎ 後部座席が倒されて、トランクに積んでいた荷物がないっ！
油断はしていなかったつもりが、やられました。ほんの10分そこらの間にです。盗られたカバンの中にはパスポートが入っていました...
盗まれないようにと、車から降りる時に敢えて荷物をトランクへ移したのですが、どうやらそれが裏目に出たようです。車上荒らしは近くに潜んでいて、観光客が車を停めて降りるのを待ち侘びていたのでしょう。トランクに荷物をしまう姿はまさにカモネギだったということです......
別の記事に詳細と旅行中にパスポート紛失時の対処法、治安について書きました。危険地帯マップを載せたので、サンフランシスコを観光される方は必読です！
＞＞実は危ない！？犯罪マップで見るサンフランシスコの治安
＞＞海外でパスポート盗難、状況と対処法
ユニオンスクエアの観光は断念せざる終えませんでした。予定を変更して警察署へ向かいました。被害を報告し、１時間半程でポリスレポートが出来上がりました。
その後、窓の割れたレンタカーの交換に車を走らせます。車の中にはガラスが散らばり、雨のせいで車内はぐしょぐしょの状態。修理費を請求されたらどうしようなどと考えながら、窓から吹き込む冷たい雨風に身も心も心底凍えつつ☃️、レンタカー会社に到着しました。
駐車場に車をつけると、スタッフさんが来ました。何事もないような顔で車のバーコードをピッとし、「交換かい?」と一言。
恐る恐る「はい。」と答えると、
「好きな車に乗ってっていいよ。」と言って頂き、僅か2分で新しい車を借りることができました。
右を見ると、ガラスの割れた車が列になっており、このようなことは日常茶飯事のようでした。
新しい車もGetしたので、気を取り直して3つ目のミッションである、ロブスタさんに元気をもらいに行きます。
目指すは、空港の近くにあるニュー・イングランド・ロブスター。ここ、かなりオススメです。
到着〜
贅沢に3.5lbのロブスターとカニ、クラムチャウダーを注文。
プリプリとしたロブスター、かなり濃厚なカニの身、熱々のクラムチャウダー、幸せ〜❤️ 付いてきたポテトも、厚切りなのにパリッパリでとても美味しかったです。
ロブスタさんも、ご満悦の様子。一緒に食べると美味しいね。
今まで海外旅行で身の危険を感じたことはありませんでした。海外と言えども同じ人間、そう悪い人ばかりではないはずです。が、治安が良いとされるサンフランシスコで車上荒らしにあい、油断大敵と身に染みて感じました。車内の特に外から見えるところには、絶対荷物を置いていってはいけません。
それにしても、車上荒らしやひったくりの現場を発見したところで、相手は銃やナイフを持っているかもしれないので、銃弾を弾くボディを持ち合わせていなければ、ただ隠れて見ている事しかできないのが悔しいところです。
次は、サンフランシスコを南下し Route1を通ってサンタクルーズ〜ラッコ鑑賞〜モントレーを巡る旅へ出発です。自然豊かな絶景コースです。
〜サンフランシスコの交通事情〜
サンフランシスコの交通事情はとても良好です。サンフランシスコは坂道や一方通行が多いために一時停止線もかなり多いですが、みんな必ず一旦停止をし譲り合って通過をします。
よたよた運転をしている車や、路上駐車場のように見えて実はパーキングメーターのない所に停めようとしている車などがいると、気づいた一般市民が注意をしていて、良識ある人々も多い良い街でした。
ただ、高速道路に乗るのは難易度高めです。高速道路の乗り場やジャンクションが入り組み、慣れないと間違えやすいです。一人でグーグルマップを元に運転をした時は、いつの間にか高速を降りていたり、行きたい方向と真逆の路線に乗ってしまったりと、何度高速を乗り降りしたことか... 余裕を持って出発されることをオススメします。
サンフランシスコの治安
一般に治安が良いとされるサンフランシスコ。実際のところはどうなのでしょうか
実は意外と多い犯罪事件
Central Square(TriTech Software Systems)が、法執行機関(警察)からの情報をもとにCrime Mappingを作成し、北米の犯罪を減少させるために犯罪事件に関する情報を一般公開しています。
画像はTriTechが公開している犯罪マップです。
期間は2019年の4月7日〜4月13日の７日間。
この地図を見てピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。サンフランシスコの旅行者なら必ず訪れるであろうフィッシャーマンズワーフの周辺地図です。
この地区だけでわずか１週間の間にスリや強盗、車上荒らし、性犯罪、凶器の所持などが７０件起きており、犯罪のオンパレードとなっています。
こちらは、高級デパートやおしゃれなレストランが立ち並ぶユニオンスクエアの周辺地図です。
そのすぐ南側は治安のあまり良くないテンダーロイン地区があり、ユニオンスクエアでも数多くの事件が起きていることがわかります。
ここに写っているエリアだけで、１週間の間に３５２件もの犯罪が報告されています。
こちらのリンクから、リアルタイムのCRIME MAPPINGを見ることができます。
https://www.crimemapping.com/map/ca/sanfrancisco
◆使用されている犯罪項目の和訳・説明
Arson･･･建物や車両、個人所有物の放火
Assault･･･暴行。家庭内暴力は含まない
Burgaly･･･不法侵入、侵入による盗難
Disturbing the Peace･･･公安を脅かす行動
Drugs/Alcohol Violations･･･規制物の製造・栽培・販売・所持・使用。飲酒運転は含まない
Fraud･･･詐欺
Homicide･･･殺人
Motor Vehicle Theft･･･車やバイク、自転車の盗難
Robbery･･･強盗
Sex Crimes･･･レイプ、売春、性犯罪
Theft/Larceny･･･盗難、窃盗。横領・詐欺・車の盗難は含まない
Vandalism･･･破壊、損害
Vehicle Break in･･･車両からの物品盗難
Weapons･･･銃などの凶器の製造・販売・購入・所持・使用・輸送
かく言う私も、サンフランシスコ市内で２度被害に遭っています。
１度目は盗難(コーヒーを注文している時にカバンを取られそうになりました)、２度目は車上荒らしでした。
気をつけるべき場所は！？
サンフランシスコ警察署に掲示されていた犯罪マップです。
2019年2月1日〜2月28日に発生した車上荒らし
2019年2月1日〜2月28日に発生した侵入盗
2019年2月1日〜2月28日に発生した盗難事件
◆車上荒らし
Franclin Stとテンダーロイン西部、Geary Blvdのフィルモアや日本平和広場周辺で多発しています。
路上駐車場の車を狙った犯行が多いようです。路上駐車場の方がコインパーキングに比べて圧倒的に安価なことが多いですが、ここは安全料と考え大型のコインパークに停めるのが好ましいです。
左上のコの字になっている部分も要注意です。パレス・オブ・ファイン・アーツを囲む道路で車上荒らしが多発しています。車上荒らしは、車内に無防備に荷物を残している車をターゲットにするため、絶対に荷物を車内に置きっぱなしにすることは辞めましょう。
◆侵入盗や盗難・スリ
ウエスタン・アディション(Western Addition)で多発しています。フルハウスのロケ地として有名なペインテッド・レディースのある地域です。
また、暴力事件や公然わいせつはテンダーロインで多く発生しており、スリはユニオンスクエアでも多発しています。
この周辺を訪れる際は、犯罪に巻き込まれないように十分に注意しましょう。
もし被害にあってしまった場合は、すみやかに管轄の警察署へ行きましょう。
ここまでずっと犯罪事件の紹介で不安を煽ってしまったかもしれませんが、サンフランシスコはとても良いところです。油断をせず、遅い時間の外出は控え、危険なエリアに近づかないように気をつければ素敵な時間を過ごせるでしょう。
初ブログ
初めまして☆
ぽむぽむです。
社会人をしながら、チャンスを見つけては海外旅行をしています。
これまで訪れた国は30ヵ国以上。
Myランキングは
1. ロシア サンクトペテルブルク
2. オーストラリア ウルル
3. アメリカ ニューヨーク
4. トルコ カムッパレ
5. インドネシア (人が好き)
今一番行ってみたい国はチリとイスラエルです。
ツアーは使わず、自分でプランを決めて、交通機関を調べ、
時には現地の人に尋ねつつ、その地を感じるのが旅の醍醐味です。
ロシアや各国の地方など、観光本がほとんどなく日本語のサイトもあまりない場所の情報など、
みなさんの役に立つような記事をかければと思っています。
よろしくお願いします(*^^*)
Have a wonderful trip!
